2012/02/08

つづく家 と 火

いよいよ引渡の日を迎え、薪ストーブに火を入れました。この家の心臓が動き始め、家全体に血が通ったように感じました。
家と火の繋がりは竪穴式住居以前よりあったためでしょうか、DNAレベルで響く感じがします。
こういった感覚から、私自身が建築の良し悪し(好き嫌いも)を判断する軸に「血が通った」を感じられるか否かがあるように思います。それは別に火だけでなく、ただどこかに人間らしさを感じられる事なのだと思います。