BORILOG
2014/06/05
近くて遠い憧れの川
先日購入した「鮎友釣りの歴史」
私にとっては良い意味で期待を裏切る内容が記されていた。それは佐藤垢石、鈴木久吉といった名手を通して描かれる利根川の鮎釣りの歴史。事務所から5分で行ける利根川だが、その昔関東屈指の鮎釣りの川であり、そしてそれがいかにして現在のように鮎釣りにおいて無名に近い川になったのか。
それを通じて、人の欲と本質的な豊かさとはなんだったのか考えさせられる。
利根川には今年も鮎が遡上している。遠い昔の鮎釣りの情景に想いを馳せながら利根の水に浸かってみようかと思う。
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