私が小学校の時にも恐竜博があり、完成したての幕張メッセを訪れた記憶がある。当時はまだ幕張メッセ以外にはたいして建物がなかったように思う。きちんと恐竜に触れたのも初めてであれば、現代建築に触れたのもその時が初めてだったのかもしれない。(と書きながら、初の現代建築は群馬県立美術館だと気づいたが、こちらは幼稚園の散歩コースであまりに身近だったため、建築として認識していなかったように思う。)
懐かしいというのは小学生の時のそれもあるが学生時代の思い出の部分が大きい。
学生時代と社会人の数年を幕張からバイクで30分の所に下宿していた私は、釣りのために良いシーズンになれば毎晩のようにこの近辺をウロウロしており、幕張もそのウロウロの1箇所だった。主なターゲットはシーバスで、ルアーロッドを肩に背負い、バイクで湾岸巡りをしていた。
情報化やテクノロジーに触れたからか、そういったものとは真逆にありそうなものが食べたくなり月島でもんじゃ焼きを食す。私達家族にはこっちの雰囲気のほうが良い。帰りに道を聞いたおじいちゃんには逆を教えられ、そういったユルいインフォメーションにも癒やされる。
近場の家族旅行。色々と感情が動いた2日間。