2015/08/06

屋根の今

自邸に種を撒き4ヶ月、芝に混じり雑草も生えました。計画段階から私は雑草を希望し、妻は芝を希望。公共案件の多い妻はやはりきっちりした方が好みな様子。現状は中間な感じです。
2階からの景色は屋根の緑に続き、畑の緑、河川敷の緑、対岸の町の緑、秩父連山の緑へと続き、最後に空の青となります。数十キロのに及ぶ緑の連続は意図した通りにほぼなりました。
まだまだ緑の多い玉村町。この家もこの地にだいぶ馴染んできたように思います。
建築をする時、それがその地に馴染むのか否かは非常に大切な問題だと思います。
話題の競技場案しかり、その点を軽視してはそれは建築ではなく、単なる建物、構造物でしかなく、生身の人間が触れられるものではないように思います。