港の釣具屋さんで情報収集をして、それに見合った仕掛けも購入。
今の時期はアイナメが良いとのことでメインで狙うことに。
テトラポッドの穴釣りが本当は良いが、4歳の長男は穴にすっぽりサイズでこわいので、普通の突堤で釣り開始。
ほどなくして当たりがあるが乗せることが出来ない。クサフグかな?なんて話をしていると長男が15センチほどのアイナメを上げる。いきなり本命が釣れ嬉しそうな長男。
私も少しやってみると良いアタリが。40センチのアイナメ。タモが無いのでお隣さんにすくってもらう。お刺身サイズに喜ぶ二人。その後はポツポツと色々釣れる。
近くの黒鯛を狙いのおじさんは、外道でキスが釣れる度にもってきてくれた。24センチはありそうな立派なキス。ありがとう黒鯛おじさん。
2時をまわり帰宅時間が気になったので長男におしまいにするか?と聞くと「うん!」という返事。
納竿して駐車場まで行くと、長男が「もっと釣りたい」と言う。
よくあるパターン。
自分は釣りたくなくなることは無いので、「もっと釣りたい」を印籠に釣具屋さんの追加の餌を購入。
今度は近くの川の河口でハゼを狙う。
30分程やってはハゼは3匹だけだったが、大きなナマズが釣れた。
この夏の始めに長男と今年はナマズを一緒に釣ろうと約束していた。しかし、ナマズ釣りには1回も行けないまま夏が終わってしまい、なんとなく申し訳ない気持ちでいた。
長男もなんとなくそれを気にしていたのか、ナマズが姿を現すと2メートル程の斜面を飛び降り、下に広がる砂浜まで寄せてきたナマズを鷲掴みにした。よほど嬉しかったのだろう。
晩秋の一日。初めての「ママ」のいない遠出。獲物に対して見せたたくましさ。
また一歩、男になったのかなと感じた。
行き帰りの2時間ちょっとの車内。何を話したかは忘れたが、久しぶりに男二人で話が出来た。