2012/07/09

鮎-9

1週間前の6月2日、人生9回目の友釣りに行く。先日の台風4号の影響で神流川は濁流となり、全てリセットされた。
まだアカもあまり無かったが、開始早々ガツンと良い当りがあり背掛りで釣れたことからも台風前の群れ鮎は解散を余儀なくされ、今は一匹一匹が縄張りを持っているようだ。
そんな具合で、川は澄みきり、空は青く、鮎も元気で私はご機嫌!だったのもつかの間、前日巻いた針をケースごと流されてしまった。昨夜の内職の苦しみと今日の今後の不安(替えの針が無い)から、たった今まで人生初の入れ掛りを味わっていた天国のような時間が一転、絶望の淵に立たされる。
気持ちは下がり、モチベーションという今やちゃちな横文字がいかに大切かを思い知らせるように、2匹ばらし、その後鮎さんは音信不通となる。
その後別ポケットにチラシを忍ばしていたことに気づき、少々モチベーションを取り戻すも、11匹で釣行を終える。
トラブルに泣いた今回だったが、道具の管理、危機への対応、気持ちの大切さという仕事や日常でも大切なことを改めて学んだ大切な釣行となった。

晴れ 鮎11匹